NHKの朝ドラ、「エール」で、主演を務めている窪田正孝さん。
「エール」では、作曲家の主人公を時にコミカルに、また、時に、シリアスに演じています。
窪田正孝さんは、演技力の高さ、引き出しの広さから、カメレオン俳優と呼ばれています。
今回は、そんな窪田正孝さんのカメレオン俳優と呼ばれる理由、「エール」での演技、出演するおすすめ映画や、ドラマについて、ご紹介したいと思います。
そこで今回は
[box03 title="窪田正孝"]
- カメレオン俳優!
- 出演していたおすすめの映画
- 出演していたおすすめのドラマ
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というテーマで紹介していきます!
窪田正孝はカメレオン俳優!
窪田正孝さんは、カメレオン俳優として、広く知られています。
ここでは、そう呼ばれる理由や、話題になっている「エール」での演技力について、掘り下げてみたいと思います。
そのように言われている理由は?
窪田正孝さんは、これまで、様々な映画、ドラマに出演。
激しいアクションから、好感度の高いイケメン、凶悪犯罪者、等身大の青年、漫画や、小説が原作の個性的な役など、自在に役を演じ分け、見る人を魅了してきました。
それゆえ、若い世代では、珍しく、カメレオン俳優と呼ばれています。
窪田正孝さんご本人は、以前のインタビューで、「作品ごとに、作風も役柄も違うのは、当然です。決して、自分の振れ幅が大きいのではなく、僕は、監督の下で、作品、役柄の色に染めてもらっているだけ。僕自身が特別な何かをしているという感覚はないんです」と話しています。
とても謙虚な発言です。
しかし、これは、単に、謙虚さからだけではなく、窪田正孝さんが理想とする俳優のスタンスから、出た実感のようなものだと思われます。
窪田正孝さんが大切にしているのは、芝居をしないで、そのままでいることなのだとか。
窪田正孝さんは、次々と異なる役柄に変身するのではなく、自分自身を完璧に作品に溶け込ませることを心がけているようです。
そして、その姿勢こそがカメレオン俳優と呼ばれる理由だと思われます。
エールでの演技も話題に
朝ドラ、「エール」は、昭和を彩った作曲家、古関裕而さんと、その妻、金子をモデルにした作品。
窪田正孝さんは、このドラマで、主人公の古山裕一を演じています。
ドラマは、比較的、コメディ色が強く、裕一は、踊り子の志津に、恋をして、のぼせ上がったり、コンクールに向けて、曲作りをするものの、アイデアが浮かばず、絶叫したりと、コミカルな演技を要求される場面が多いです。
窪田正孝さんは、わかりやすい表情重視のリアクションを見事に、こなしています。
このような振り切った演技をしても、大味にならないところが、窪田正孝さんのうまいところ。
窪田正孝さんは、コミカルな演技を繊細に、きめ細やかに、演じています。
窪田正孝が出演しているおすすめの映画
ここでは、窪田正孝さんのお勧め映画をいくつかご紹介します。
ガチバンMAX
おすすめ映画1つ目は、「ガチバンMAX」です。
この映画は、2010年の公開で、窪田正孝さんが主演する新シリーズの第1弾です。
窪田正孝さんは、この映画で、東京西部で、最強と恐れられているヤンキーの黒田勇人を演じました。
この作品では、窪田正孝さんにとって、映画初主演となりました。
窪田正孝さんは、この作品で、ギリギリのヤンキー役を熱演。
本シリーズで、12作品に出演し、人気となりました。
迫力あるバトルシーンは必見です。
東京喰種
おすすめ映画二つ目は、2017年公開の東京喰種です。
この映画は、有田スイさんの大人気コミックを実写映画化した作品で、2019年には、続編も公開されました。
人間を捕食する怪人のグールと、人間のハーフになった青年と、その周囲の人々の生き様を描いたダークファンタジーです。
この作品で、窪田正孝さんは主人公の金木研を演じました。
窪田正孝さんは、原作者の有田スイさんの希望で、主演に抜擢されました。
人間の人間と喰種の間で、葛藤する主人公を見事に演じ、原作ファンからも、高い評価を得たのです。
初恋
おすすめ映画三つ目は、2020年2月28日公開の「初恋」です。
この映画は、土竜の唄シリーズなどで知られる三池崇史さんが監督を務めた作品です。
この映画で、窪田正孝さんは、主演を務めました。
窪田正孝さんは、天涯孤独の天才ボクサー葛城レオという役どころでした。
怒涛の展開と、人々の欲望が渦巻く繁華街で、繰り広げられる孤独な男女の人間模様が見どころとなっています。
窪田正孝が出演しているおすすめのドラマ
続いて、窪田正孝さんのおすすめドラマをご紹介します。
Nのために
おすすめドラマ1つ目は、「N のために」です。
このドラマは、人気ベストセラー作家、湊かなえさんが描いた、切なさに満ちた、ミステリーをドラマ化した作品です。
このドラマで、窪田正孝さんは、主人公希美の恋人役、成瀬慎司を演じました。
望美のことを思い、自らある罪を共有するという複雑な役どころを見事に表現しています。
このドラマは、時系列を巧みに交差させる演出で、多くの視聴者を魅了し、第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞優秀作品賞を受賞しました。
アンナチュラル
おすすめドラマ二つ目は、アンナチュラルです。
このドラマは、2018年に、TBS系列で、放送されました。
ドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」を手掛けた脚本家、野木亜紀子さんのオリジナルストーリーで描く、法医学ミステリーです。
窪田正孝さんが演じたのは、主人公、ミコトが勤めるUDIラボのアルバイト医大生、六郎です。
六郎は、一見、普通の好青年に見えますが、実は、「週刊ジャーナル」から、UDIラボの内部を探るために送り込まれた人物。
UDIラボのメンバーに、影響を受けながらも、なかなか、週刊誌との繋がりを断てず、揺れる心境をうまく表現しています。
デスノート
このドラマは、2015年に、放送されました。
ドラマの前に、映画化され、映画は、大ヒットしました。
窪田正孝さんが演じたのは、主人公のライト。
ライトは、ある日、名前を記しただけで、任意の人物を殺せるデスノートを手にし、次々と、犯罪者をに裁きを与えていきます。
世界的探偵のエルが、捜査を開始し、天才二人の頭脳戦が繰り広げられるのが見どころ。
窪田正孝さんは、エルに追い詰められ、狂気じみていくライトを見事に、演じています。
さいごに
窪田正孝さんは、その高い演技力から、カメレオン俳優と呼ばれています。
窪田正孝さんは、自分自身を完璧に作品に溶け込ませることを大切にしており、それが、カメレオン俳優と呼ばれる理由のようです。
現在、主演を務めている朝ドラ、「エール」では、主人公の小山裕一を繊細に演じていて、話題を集めています。
窪田正孝さんのおすすめ映画には、「ガチバン MAX」、「東京喰種」、「初恋」などがあり、ドラマは、「Nのために」、「アンナチュラル」、「デスノート」などがあります。
どの作品も、変幻自在に、見事に役になりきっている窪田正孝さん。
カメレオン俳優、窪田正孝さんのこれからの活躍に、期待したいですね。