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野口啓代の実家はお金持ち?クライミングとの出会いや戦歴を紹介!

野口啓代さんは日本が世界に誇るフリークライマーです。

ワールドカップをはじめとする国内外の大会で、数々のタイトルを総なめにしてきた野口啓代さんはまさにクライミング界の女王です。

 

また、実家は牧場であり、父親はクライミングで使用するホールドの輸入販売を行っていることでも話題です。

 

そこで今回は

実家はお金持ち

クライミングを始めた理由

戦歴

というテーマで紹介していきます!

 

野口啓代の実家はお金持ち

野口啓代さんの実家は、茨城県にある野口牧場という牧場を経営しています。

かなり大きい牧場であり、オリジナルの牛乳を発売したりしているためお金持ちであると考えられます。

 

また、野口啓代さんの父親は牧場経営のほかにも、クライミングで使用するホールドの輸入販売もしているため、かなりお金持ちな実家ではないでしょうか。

 

野口牧場を経営

野口啓代さんの実家は、茨城県龍ヶ崎市にある野口牧場です。

野口牧場では和牛や交雑種約600頭を育てており、できる限り牛にストレスを与えないよう衛生管理にも細心の注意を払っています。

 

野口啓代さんも、楽の木々や積み上げられた干し草などが広がる牧場を走り回る幼少期を過ごしていました。

野口牧場のこだわりの一つは品種です。

 

同じ信念を持った全国の牛飼い仲間が集まり、「なかなかびーふ生産組合」設立し、安全で安心なおいしい牛肉造りをモットーに活動しています。

飼育にもこだわっており、北海道の提携牧場で10ヵ月まで哺育・育成を行い、市場から仕入れた子牛も哺育・育成を行っています。

 

野口啓代さんも実家にいた頃は牧場を手伝っていたようです。

 

ホールドの輸入販売も!

野口啓代さんの父親の野口健司さんは、クライミングで使うホールドの輸入販売を行う「THE FARM climbing hold depot」を設立しています。

国内最大級のホールド代理販売店であり、日本中のクライミングジムからたくさんのオーダーがあるそうです。

 

お店に行くとホールドを直接手にとって探せることや、世界中のホールドが在庫してあるため、ホールドマニアの方であれば観光として楽しむことができるかもしれません。

インターネットでの注文が可能なため、実際にお店に行かなくても購入することができます。

 

また、支払い後3日以内に発送しているため商品が届くのが早いことも人気の理由です。

野口啓代さんもおすすめしているのでぜひ確認してみてください。

 

 

野口啓代がクライミングを始めた理由は?

現在活躍している野口啓代さんですが、クライミングを始めることになったのは海外での出来事がきっかけだったそうです。

クライミングに興味を持ってからは自宅近くのジムに通いはじめ、小学校や中学校時代には大会で優勝し、天才少女の出現と話題になりました。

 

野口啓代さんがクライミングを始めるきっかけになった意外な出来事や、その後の努力について詳しく書いていきたいと思います。

 

グアムのゲームセンターで出会う

野口啓代さんがクライミングに出会ったのは、2000年、小学5年生の夏です。

家族旅行で訪れたグアムのゲームセンターでフリークライミングを体験し、クライミングに興味を抱きました。

 

当時を振り返って野口啓代さんは、「小さい頃から木登りや高いところが好きで、クライミングは安全な木登りという感覚だったので、普段遊んでいるものの延長線上という感じで怖くはなかったですね。」とコメントしています。

 

子どもの頃はすごく人見知りだったため人前で話すタイプではなかったそうですが、クライミングを通じて自分の世界観が広がり、どんなことにもチャレンジできるようになったそうです。

 

また、負けず嫌いになったのもクライミングがきっかけとコメントしています。

 

自宅近くのジムに通う

野口啓代さんはグラムでフリークライミングを体験し、帰国後もクライミングへの興味を持ち続け、自宅近くのつくば市にオープンしたばかりのPUMPスポーレクライミングジムに通いはじめました。

当時はまだクライミングの認知度は低く、野口さん家族も本格的なスポーツというより趣味の一環として楽しんでいたそうです。

 

ただ、「没頭できる趣味」という感覚がプラスに作用し、クライミングジムに夢中になった野口啓代さんはめきめきと成長していきました。

木登りや高いところが好きだったこともあり、クライミングジムに通いはじめた時から才能に溢れていたそうです。

 

誰よりも負けず嫌いであることや、何よりクライミングを心から楽しんでいたと、当時のクライミングジムトレーナーはコメントしていました。

 

 

野口啓代の戦歴

小学5年生から本格的にクライミングをはじめた野口啓代さんですが、クライミングジムに通いはじめ、その1年後には大会で優勝するなど成長が著しかったそうです。

その後も日本や世界の舞台で活躍を続けて、2008年のボルダリングワールドカップでは日本人女性として初めて優勝しました。

 

そんな野口啓代さんの戦歴を紹介していきます。

 

2002年

・ジャパン・ツアー(越谷) 第2戦 3位
・ジャパン・ツアー(横浜) 第1戦 13位
・第16回 リード・ジャパンカップ(仙台) 10位

2003年

・ジャパン・ツアー(横浜) 第1戦 6位
・ジャパン・ツアー(港) 第2戦 3位
・ジャパン・ツアー(真庭) 第4戦 2位

 

2004年

・ジャパン・ツアー(横浜) 第1戦 3位
・第18回 リード・ジャパンカップ(札幌) 2位
・第7回 JOCジュニアオリンピックカップ大会(南磧) 1位
・ジャパン・ツアー(野々市) 第3戦 2位

2005年

・フリークライミング日本選手権(横浜) 2位
・第1回 ボルダリング・ジャパンカップ(神戸) 1位
・第19回 リード・ジャパンカップ(加須) 1位

2006年

・フリークライミング日本選手権(川崎) 4位
・第20回 リード・ジャパンカップ(真庭) 1位
・第2回 ボルダリング・ジャパンカップ(加須) 1位

2007年

・IFSC クライミング・世界選手権 アビレス2007(スペイン) 2位

2008年

・IFSC 世界ユース選手権 シドニー2008(オーストラリア) 1位

2009年

・IFSC クライミング・世界選手権 青海2009(中国) 5位

2010年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)グランフェンゼー2010(スイス)2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ウィーン2010(オーストラリア)1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)モスクワ2010(ロシア) 4位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ミュンヘン2010(ドイツ) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(L,S)西寧2010(中国) 3位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(L)クラーニ2010(スロベニア) 3位

2011年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ログ・ドラゴメル2011(スロベニア) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)キャンモア2011(カナダ) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)アイントホーフェン2011(オランダ) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)バルセロナ2011(スペイン) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)シェフィールド2011(イギリス)1位

2012年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶2012(中国) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ヴィエナ2012(オーストラリア)1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ミュンヘン2012(ドイツ) 1位

2013年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ミヨー2013(フランス) 3位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)キツルビューエル2013(オーストラリア) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)インスブルック2013(オーストラリア) 3位

2014年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶2014(中国) 3位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)バクー2014(アゼルバイジャン)2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)トロント2014(カナダ) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル2014(アメリカ) 1位

2015年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル2015(アメリカ) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)トロント2015(カナダ) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶2015(中国) 2位

2016年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶2016(中国) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ナビムンバイ2016(インド) 3位
・IFSC クライミング・アジア選手権 都句2016(中国) 1位

2017年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶2017(中国) 3位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)八王子2017(日本) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル2017(アメリカ) 2位

2018年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶2018(中国) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)泰安2018(中国) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)八王子2018(日本) 1位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル2018(アメリカ) 3位

2019年

・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)重慶2019(中国) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)呉江2019(中国) 2位
・IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル2018(アメリカ) 2位
・IFSC クライミング・世界選手権 2019八王子(日本) 2位

2004年までは日本の大会を中心に活動し入賞が多く、2005年から世界を中心に活動し優勝する回数が年々増えている傾向にあります。

野口啓代さんの努力が結果に結びついていることがすごいですし世界大会で優勝できるというのは日本の誇りですね。

 

 

まとめ

野口啓代さんは小学校の頃にクライミングと出会い、そこから毎日のようにクライミングを続け、現在では世界で優勝できる選手になりました。

クライミングが好きで努力できたことが大きいですし、実家の牧場で鍛えた身体や、いろいろな面で助けてくれた父親の存在も大きかったのではないかと思います。

 

今後も野口啓代さんの活躍に期待していきましょう。

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